問題意識

炭の研究を行う理由

 

答え

  • 炭の持つ光沢・多孔質などの潜在力大きい。
  • コンクリートのジャングルの否定をする。

 

どうして炭の素材の良さを知ってどうなってもらいたいのか。何を感じてもらいたいのか。

  • 人工林の多さよりかは木を切って提供する人加工する人世界中に流通させる人がいることを実感する。
    何故→プロダクトには寿命があり、それを終えた時に廃棄する必要がある。廃棄するには手間と費用が掛かることを納得していかなければならない。
    何故→プロダクトは初めは原始的な素材を元に作られており、それを高度技術で加工を行ってきたが、今ではそれよりか・・・。
  • 原始的な素材を用いて、幼児が言語を獲得以前に得る認知体験を大人に与えることは感性に訴えることである。

 

どうして感性に訴えかける必要があるのか。

  • アートの存在意味の話

どのような手法で感性に訴えることができるのか。

 ・感性とは言語化以前に獲得した記憶を喚起するすることであり、人間の言語で分別できない差異を施すことが結果に大きな影響を与ている場合、モノづくりにおいて感性的といえるのではないか。(エンジニアリング的アプローチ)

どうして人工林の間伐材の問題を取り組む必要を感じているか。

  • 日本の林業で持続可能な利益をあげるため潜在力がある。

 

 

日比野克 「8万字の絵」

人間は、視覚や触覚を通じた身体記憶を、言語により整理された記憶より早く獲得する。まだ言語を持たなかった時期に記憶がないかといえば、そんなことはない。

我々は物事を考えるときに、頭の中で言葉を操り、思考したイメージを言葉の力を借りて、引き出している。

ぼんやり浮かんできたイメージを、「いつ?」「どこ?」「誰と」追及し、記憶をたどっていったり、「何故?」「どうして?」をあたらしいものをそれに当てはまる言葉を探し出して符合させ、確認している。

人間には誰にでも、言葉を持っていない時期がある。じゃあ、そこでの記憶はどうなっているのか、消えてしまっているのか、それは言葉のインッデクスでは、引き出すことはできないのである。言葉では手繰り寄せられない記憶が体の奥には、しっかりと存在しているのである。

 

誰しも生まれてしばらくは、言葉なしで世界と向き合っている。言葉を通じて世界を理解しているのでなく、視覚をアンテナにして外の情報を感知し、体へ直接、世界の感触を植え付けている。

ここの認知の過程はわからない。

土をさわったり、指を口にふくんだり、お湯の温かさを全身で感じたり、、高いところから落ちてびっくりしたり、初めて炎を見た時の驚き。五感で感じられるあらゆる感触や喜怒哀楽をこの時期に初体験する。

 

炭の反射は幼少期の体験と同じような体験を与えるか?

  • 反射がきらきらして綺麗という体験が与えられる。


写真で撮って触りたいところだけは実物に置き換える。

巨人の目計画
最初に写真を見る
目を瞑るー写真と同じ素材を写真に貼り付ける。平面と奥行きの勘違い感。